ざわっとしたら、そこに手当します
落ち着かない気持ちの下に、置き去りになった自分がいることがあります
集中したいのに、どうにも落ち着かない。
そういうことは、ありませんか。
私は今、魔術の勉強に本腰を入れているところです。
本は買ってありました。手もつけていました。
それなのに、なかなか進まないままでした。
■ 環境から整えようとしました
勉強には、集中力がいります。
早く身につけたいなら、なおさらです。
でも、自分の気合いだけで集中しようとすると、しんどいのですね。
だから私は、環境のほうから整えることにしました。
音楽を切る。動画を流しながら、なんてもってのほか。
そして、こういうものがあると知りました。
勉強しているところをそのまま配信されている方がいらっしゃるのです。
それを見ながら、皆で一緒に勉強する、という形です。
家で一人でやるより、図書館のほうが進む。あれと同じですね。
これはいい、と思って、乗ってみることにしました。
■ ところが、かえってざわざわしました
つけてみると、いいのです。いいことは間違いないのです。
なのに、私の中がざわざわして落ち着かない。
追い込まれるような感じがしました。
皆が勉強している、そこに、私まで追い立てられていくような。
そして今度は、そちらに気を取られて、かえって集中できなくなりました。
配信は、いいのです。
いいのに、つけるとざわつく。
このざわざわは何だろう、と思いました。
■ 出てきたのは、学生時代の自分でした
浮かんできたのは、中学や高校の教室でした。
皆が必死になって試験勉強をしている。
その中で、私だけが落ち着かない。そわそわしている。
追いつけない。取り残されていく。一人だけ置いていかれる。
あの感じでした。
配信がきっかけで、それがぱっと出てきたのです。
ああ、これだ、と分かりました。
これは、インナーチャイルドだ、と。
■ その場で、そこに手当てをしました
気づいたその場で、自分にインナーチャイルドヒーリングをしました。
これは、慣れてくると、ご自分でできるようになります。
決して特別なことではありません。
■ そして、同じ配信が平気になりました
次の日だったかもしれませんし、三日ほど経っていたかもしれません。
はっきりとは覚えていないのですが、気がついたら、あの配信が嫌ではなくなっていました。
追い詰められる感じが、なくなっていたのです。
それどころか、その配信があるおかげで集中が高まるようになりました。
最初に思っていたとおりの使い方が、やっとできるようになりました。
一生懸命に取り組んでおられる方の映像も、以前はそこがいちばんグサッときていたのですが、今は何とも思わなくなりました。
■ 変わったのは、映像のほうではありません
配信は、最初から良いものでした。
変わったのは、それを見ている私の側です。
勉強そのものへの焦りも、なくなりました。
頭にも入ってくるようになりました。
今は、自分のペースで進めています。
周りがどれだけ追い込まれていても、私は私のペースで、着実に前へ進んでいます。
■ 受験の時に、私は逃げました
正直に書きますと、私は受験の時、あの焦りに耐えられなくて、逃げました。
目標が高くなかった、ということもあります。
けれど、周りがどんどん進んでいく中に、自分だけがいる。
その状態に、どうしても耐えられなかったのです。
あの頃にこれを知っていたら、と思わなくもありません。
でも、あそこが弱かったからこそ、今こうしてお話しできるのだとも思います。
■ これは、勉強だけの話ではありません
心の状態は、そのまま結果に出てきます。
私たちは、人と一緒にこの地球で暮らしています。
ですから、周りからの圧は、いつでもあります。それはなくなりません。
その中で、自分軸でいられるかどうか。
自分軸というのは、難しいことではありません。
自分で感じて、自分で決める。それだけです。
そこがしっかりしていると、自分の目標に、どんどん進んでいけます。
魂が「これをやりたい」と言っているほうへ、進んでいけるのです。
■ ざわっとしたら、そこに手当てをします
私がしているのは、これだけです。
何かでざわっとしたら、そのざわつきを見ます。
そして、そこに手当てをします。
そうすると、自分軸がまた少し強くなります。
その分だけ、前に進めます。
セラピーというと、大きな悩みや、深い傷のためのものだと思われることが多いのですが、こういう使い方もあるのですね。
日々のちょっとしたざわつきを合図にして、その都度 整えていく。
続けていくと、自然と自分軸になっていきます。
置き去りになったままの自分というのは、誰にでも、あるものです。
今ざわっとしているものがあるとしたら、それは、その子が手を挙げているところなのかもしれません。



