家族の中の、ひとりぼっちを癒す
■ 家族の中の、ひとりぼっち
家族の中に、とても仲のいい二人がいる。
その横で、なぜか自分だけ輪に入れない。
意地悪をされたわけではないのに、どこか置いていかれたような気持ちになる。
そういう寂しさを、長いあいだ抱えている方がおられます。
■ 寂しさには、理由があることがあります
こういう寂しさは、前世の関係から来ていることがあります。
前世で強く結ばれていた二人が、今世で家族として生まれてくる。
その横にいるもう一人は、前世ではその二人を見守る立場だった。
そういう形で一緒に生まれてくると、見守る側は、どうしても少し寂しくなりがちです。
自分の心が狭いからでも、愛されていないからでもありません。
■ 分かっただけでは、残るものがあります
理由が分かると、ずいぶん楽になります。
ただ、寂しさそのものは、体の奥に残っていることがあります。
小さい頃から、何度も、輪の外に立ってきたからです。
「どうして私だけ」と思った、あの日の小さな自分が、まだそこにいるのです。
■ セラピーでは、その寂しさの元を見に行きます
セラピーでは、その寂しさがどこから来ているのかを、見に行くことができます。
前世の場面が出てくることもあります。
輪の外に立っていた、小さい頃のご自分に会うこともあります。
その時の自分を、今のご自分が抱きしめてあげる。
「寂しかったね。あなたは悪くなかったよ」と声をかけてあげる。
それだけで、長いあいだ固まっていたものが、ほどけていくことがあります。
■ 輪に入ろうと、頑張らなくてよくなります
寂しさがほどけると、変わることがあります。
家族の輪に入ろうとして使っていた力が、いらなくなるのです。
気に入られようとする。
話に入ろうとする。
比べて、落ち込む。
そういうところに使っていた力が、全部、ご自分のところに戻ってきます。
■ ご自分の人生に、集中できるようになります
戻ってきた力で、ご自分の人生を生きられるようになります。
やりたかったこと。
行きたかった場所。
大切にしたかった人。
家族を嫌いになる必要はありません。
離れる必要もありません。
ただ、ご自分の人生の真ん中に、ご自分が立てるようになるのです。
■ 傷つけられている時は、別です
一つだけ、付け加えさせてください。
はっきり冷たくされている、傷つけられている、という時は、前世のことより先に、ご自分を守ってください。
そのうえで、心の中に残った寂しさを、ゆっくり癒していきましょう。
気になる、ということ自体が、その時が来ている合図かもしれません。



