家系のセラピーをしていると、時々、不思議な場面に出会います。
ご先祖が、こちらに向かって、何か「悪いもの」「重いもの」を、投げてくる——そんな場面です。
ある方のときは、強い言葉が書かれた紙を、投げつけられる場面が見えました。
別の方のときも、重いかたまりのようなものを、ぽんと置いていく、ということが起きました。
初めて聞くと、「ご先祖が、子孫を攻撃しているの?」と、怖く感じるかもしれません。
でも——これは、攻撃ではないんです。
投げているのではなく、下ろしている
ご先祖が投げてくる「悪いもの」。その正体は、ご先祖自身が、ずっと抱えてきた重荷です。
癒えなかった悲しみ。解けなかった恨み。代々受け継がれてきた、暗い思い。
それを抱えたまま、上がれずに、ずっといたんです。
家系のセラピーが始まると、その重荷を「下ろせる場所」が、できる。
すると、ご先祖は、ここぞとばかりに、抱えていたものを、手放しにくる。
投げてくる、置いていく——それは、攻撃ではなく、「やっと、これを下ろせる」という、手放しなんです。
ずっと重い荷物を持っていた人の前に、やっと荷物を置ける場所が現れた——そんな感覚に、近いのだと思います。
投げてくるのは、浄化が本物に届いた証拠
だから、ご先祖が重いものを投げてくる場面は、実は、とても良いサインです。
浄化が、表面ではなく、家系の核のところまで、ちゃんと届いている。
ご先祖が「この人になら託せる」「やっと下ろせる」と、動き出している証拠。
何も出てこなければ、まだ深いところは眠ったまま。投げてくる=深いところが、動き始めた、ということなんです。
受け取る側は、守られている
「そんな悪いものを受け取って、大丈夫なの?」と思いますよね。
大丈夫です。こうした浄化を扱う者は、ちゃんと守りを持っています。お塩、祈り、清めの炎、神様のご加護。
投げられたものを、自分の中に溜め込むのではなく、受け取って、浄化して、流していく。
だから、セラピーのあと、どっと疲れることがあります。でもそれは、家系の重荷を通して流した、「ちゃんと流れた」あとの疲れ。悪い疲れではありません。
ご先祖も、救われている
そして、いちばん大切なこと。
重いものを下ろしたご先祖は、軽くなって、安らいでいきます。
投げてくるご先祖は、怖い存在ではなくて——本当は、ずっと、苦しかった。やっと助けが来た、と、下ろしているんです。
家系の浄化は、子孫が軽くなるだけのものではありません。
重荷を抱えたまま上がれずにいたご先祖を、解放してあげる営みでもあるんです。
投げられた「悪いもの」は、流されて、消えていく。そして、ご先祖も、子孫も、両方が軽くなる。
おわりに
ご先祖が、悪いものを投げてくる。置いていく。
それは、攻撃ではなく、手放し。怖いことではなく、救いの始まり。
そう知っているだけで、家系の浄化という営みが、少し、優しく見えてくるかもしれません。
ひとつの知識として、お役に立てたら嬉しいです。
今日も、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。ヒーリングルームNatural*Garden
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