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【セラピストが語る】今、多くの人が直面している「境界線」の問題

〜『NO』と言えないあなたに知ってほしいこと〜

こんにちは。前世療法・インナーチャイルドセラピストのひろみです。


最近、セッションを通じて気づいたことがあります。それは、多くの方が「境界線」の問題で悩んでいるということです。


「境界線」と聞いて、ピンとこない方もいるかもしれません。でも、もしかしたらあなたも、知らず知らずのうちに境界線の問題で苦しんでいるかもしれません。


今日は、セラピストの視点から「境界線とは何か」「なぜ今、これが問題になっているのか」「どうすれば健全な境界線を引けるのか」についてお話しします。


境界線とは何か?


境界線とは、「自分」と「他人」を分ける、目に見えない線のことです。


もう少し具体的に言うと:


自分の時間と他人の時間

自分の責任と他人の責任

自分の感情と他人の感情

自分の問題と他人の問題

これらを区別する「線」のことです。


健全な境界線があると: ✅ 自分の時間を守れる ✅ 他人の問題に巻き込まれない ✅ 「NO」と言える ✅ 罪悪感なく自分を大切にできる


逆に、境界線がないと: ❌ 他人に振り回される ❌ 自分の時間がない ❌ 疲れ果てる ❌ 自分を犠牲にしてしまう


境界線の問題:具体例


境界線の問題は、日常のさまざまな場面で起こります。


職場での境界線の問題

例1:休日のLINE

休日なのに、上司や同僚から仕事のLINEが来る

「見ないといけない」と感じる

返信しないと罪悪感を感じる

休日なのに休めない


例2:他人の仕事を押し付けられる

同僚が仕事をしない

全て自分に押し付けてくる

断れない

イライラが溜まる

家族・友人関係での境界線の問題

例3:過干渉な親

親が何でも決めてくる

自分の意見を言えない

親の期待に応えないといけない気がする

例4:頼まれると断れない

友人から頼まれると断れない

自分の予定を犠牲にしてしまう

疲れているのに「大丈夫」と言ってしまう


恋愛・パートナーシップでの境界線の問題

例5:相手の機嫌を取ってしまう

相手が不機嫌だと、自分のせいだと感じる

相手の感情に振り回される

自分の気持ちを我慢する


なぜ今、境界線の問題が増えているのか?

1. テクノロジーの発達


スマホ・LINE・メールの普及で、24時間繋がっている状態になりました。


休日でも連絡が来る

既読がつくと「返信しないと」と感じる

オンとオフの境界が曖昧に

2. 「良い人」でいようとする文化

日本の文化では、「和を大切にする」「相手を優先する」ことが美徳とされてきました。


断ると「冷たい人」と思われそう

自分の意見を言うと「わがまま」と感じる

我慢することが美徳

でも、その結果: → 自分を犠牲にする → 疲れ果てる → 心身の不調


3. 働き方の変化

リモートワークやフレックス制度が増える一方で、仕事とプライベートの境界が曖昧になりました。


家でも仕事ができる → 仕事が終わらない

勤務時間外でも連絡が来る

境界線がないと、どうなるのか?

境界線が引けないと、さまざまな問題が起こります。


心身の不調

疲労感

イライラ

不安

うつ症状

体調不良

人間関係の悪化


相手に対する怒りが溜まる

関係が長続きしない

「利用されている」と感じる

自己肯定感の低下

「自分は大切にされていない」

「自分には価値がない」

「自分の意見は重要じゃない」

エネルギーの枯渇

常に疲れている

やる気が出ない

自分のための時間がない

健全な境界線を引くために

では、どうすれば健全な境界線を引けるようになるのでしょうか?


1. 自分の権利を認識する


まず、あなたには権利があります:


✅ 休む権利 ✅ 断る権利 ✅ 自分の意見を言う権利 ✅ 自分の時間を持つ権利 ✅ 自分を大切にする権利


これは「わがまま」ではありません。当然の権利です。


2. 「NO」と言う練習をする


境界線を引くために、最も重要なのは「NO」と言えることです。


最初は小さなことから:

「今日は疲れているから、また今度にしてもらえる?」

「休日は仕事のLINEを見ないようにしています」

「それは私の担当じゃないので、〇〇さんにお願いしてもらえますか?」

罪悪感を感じても、それでOK。 罪悪感は、境界線を引くことに慣れていないだけ。繰り返すうちに、楽になっていきます。


3. 自分の感情と他人の感情を区別する


他人が不機嫌でも、それはあなたの責任ではありません。


相手が怒っている → 相手の感情

相手が悲しんでいる → 相手の感情

相手が失望している → 相手の感情

あなたにできるのは、共感すること。でも、解決する責任はありません。


4. 物理的・時間的な境界線を作る


具体的な工夫:

休日はスマホを別の部屋に置く

仕事用と私用のスマホを分ける

「〇時以降は連絡に返信しない」と決める

自分の時間をスケジュールに入れる

5. 自分を大切にすることは、エゴではない

境界線を引くことに罪悪感を感じる方が多いです。


でも、考えてみてください。


あなたが疲れ果てて倒れたら、誰も助けられません。


飛行機の安全ガイドで、「まず自分に酸素マスクをつけてから、他人を助けてください」と言われるのと同じです。


自分を大切にすることは、他人を大切にするための前提条件です。


境界線を引くと、何が変わるのか?


健全な境界線を引けるようになると、人生が大きく変わります。


1. エネルギーが戻ってくる

疲れにくくなる

やる気が出る

自分のやりたいことができる

2. 人間関係が良くなる

対等な関係を築ける

相手も境界線を尊重してくれるようになる

「利用されている」感覚がなくなる

3. 自己肯定感が上がる

「自分は大切にされている」

「自分には価値がある」

「自分の意見は重要だ」

4. 心身の健康が回復する

ストレスが減る

体調が良くなる

心が軽くなる

セラピーで境界線の問題を解決する


実は、境界線の問題には、深い根っこがあることが多いのです。


前世やインナーチャイルドとの関係


セッションを通じて、こんなことが見えてくることがあります:


前世で、境界線を引いたことで罰せられた経験 → 今世で境界線を引くことが怖い

幼少期に、親に「良い子」でいることを求められた → 自分の意見を言うと嫌われると感じる

過去に、断ったことで大切な人を失った → 断ることへの恐怖

これらの深い根っこを癒すことで、自然に境界線を引けるようになっていきます。


最後に


境界線を引くことは、決して冷たいことでも、わがままでもありません。

それは、あなた自身を大切にすることであり、健全な人間関係を築くための基礎です。


もし今、あなたが:


他人に振り回されている

疲れ果てている

「NO」と言えない

自分の時間がない

と感じているなら、それは境界線の問題かもしれません。


そして、それは変えられます✨✨


一人で抱え込まず、もし必要であれば、セラピーの力を借りてみてください。


あなたには、自分を大切にする権利があります。


このブログがあなたの何かのヒントになれば嬉しいです。

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