「自分のことを大切にする」という定義

「自分を大切にする」というのは25年前にはすでに言われていた

「自分を大切にすること」の大切さは、25年前にはすでに言われていました。スピリチュアルの本は、25年前にはもうすでにあり、それも海外からの書籍がほとんどで、でもその中でも目立っていたのが、ドリーンバーチューさんでした。天使のことが書かれており、とても新鮮な、そして興味深い話が書かれていました。その本の中でも、自分を大切にすることが書かれていたと記憶しています。

天使を世の中に広めた方がドリーンバーチューさんだったと言っても過言ではないと思います。今では、ドリーンさんも、クリスチャンになられ、「スピリチュアルは危険だ」というお考えになられていますね。時代の流れを感じます。

また、この「自分を大切にする」というのが今の時代、定着しつつありますね。

「自分を大切にすること」の定義に悩んでいた時代

「自分を大切にする」。先ほども書かせていただきましたが、もう25年前には言われていました。私なりに、これをベースに生きてきている時代がありましたが、でもやっぱり、「自分の心を大切にしすぎると、誰かを傷つけてしまう」、という現象を引き起こしたり、スピリチュアルのことを追求していた当時の友人も、それに気がついていました。

「結局、自分を大切にするってなんだろうね〜」と話をしていましたが。

衣食住のことは、自分を大切にしていても、誰かに迷惑をかけることはないと思うのですが。（食べ物に関してはちょっと違うかな。食べ物は、例えば、好きなジャンクフードばかり食べているとそれが戻ってきますよね）

住まいのことは心地のいい環境にしても、衣服は好きなものを着てもいいと思うのです。

ただ、これが人間関係が絡んでくると、やっぱり自分中心で動いている方は、陰で何か言われていると思うのです。例えば、皆さんの職場もそうではないですか？

やっぱり、好き勝手に動かれてしまっては困ることも多く、また、協調性のある人が職場でも重宝されるのは、ここは今の時代でも、変わっていないと思います。

「自分を大切にすること」の私なりの見つけ出した定義

ということで、昔、私が出した結論が。

「自分を大切にする」って、「自分の心と向き合ってあげること」だと位置付けました。

（私のHPにもずっとキャッチコピーとして載せていますが、「自分を大切にするというのは自分の声を聞いてあげること」だったかな。違っていたらすみません。そう掲げていると思います。）

過去の自分自身が、泣いていたり怒っていたりと、切羽詰まった状態で、心に置き去りになった状態になっています。この声をしっかり聞いて、その過去の自分を救出してあげることが「自分を大切にする」ということなんだと。

そして、その声を聞いてあげると、余裕のある自分が出てきます。少し気持ちも楽になってこられるでしょう。そのくらい、過去の自分と今の自分は、リンクしているのですよね。

自分に余裕が生まれれば、周りの人のことも、ようやく考えてあげられるようになり、調和の世界が生まれてきます。

自分を癒せば、調和が生まれてくる

少なくとも「自分が自分が〜」にはならず、むしろ「ここは自分の意見を通していいところ」というのと、「これは人のために動いてあげたい」というところのバランスが自然と取れてくる自分に、私は出逢うことができました。

自分があまりにも人に尽くし過ぎてしまうと、自分も疲弊してしましますし、助けた人を甘やかしてしまっていることになってしまっていることもあるでしょう。

かといって、自分の気持ちのまま中心になってしまっていると、「人のことを思いやれない自分」が出来上がり、陰口の対象になりますね。

ここのバランスが本当に整ってきます。

自分の心の声を聞いて、過去の自分も、そして今の自分も解放され楽になり、そして、周りのことも考えられるような、そのような器用な自分になれるならば、これほど良いことはないのではないか。

そう思って、いつしか私の「自分のことを大切にする」という定義が、「自分の声を聞いてあげ癒してあげる」というものになりました。