「頑なさ」を癒そう

セラピーのいいところは、頑なさが取れていくところだと私は感じています。

この「頑なさ」を取っていくというのは、簡単なようで難しいものだと思っています。

周りにいい助言をしてくれる人がいてくれたり、天が上げ膳据え膳でメッセージを送ってきてくれているのに「自分はこうする」というのが強すぎてそれをキャッチできなかったりしている状態になっています。

こういう方は、セラピーで掘り下げていくと、耳のところに実際に、耳栓のエネルギーが付いていたり、頭に大きなヘルメットをかぶっていて他人の声を聞き取りにくい状態になっていたり、頭の中にパンパンにゴミのエネルギーを入れていたり。

こういう方は、おそらく、頑固な人、という形で表面化していると思います。

理想的なのは、柔軟であるべきなのですよね。

それをセラピーで取り除くのですが。

すると「今まで不思議と裕美さんの声が入らなかったのですが、今日はなぜか私の声の意味が頭の中に入ります」と我に返ったようになられます。

そして、その声の意味がしっくりとキャッチできて、本物のアドバイスなのでしょう、心がワクワクとし、その行動に踏み出されます。

私も長年カウンセリングだけを行なってきましたが、問題ごとがあるとして、解決しても、また結局、また同じところに戻られようとされます。

今まで上手くいかなかったのだから、同じ行動をしてしまっては、また同じことを繰り返すことになるのです。ここに私は、とても強い違和感を持っていました。なので、私がそうならないように違う助言を出すのですが、その声が、どんなにこちらが声にしても、届いていかないのですよね。

そして、そういう方がどうなったか。あとで色々と話を聞くことになるのですが、同じ問題に遭遇しておられるか、もっと酷い状態になられているのですね。やっぱりあの時の助言通りだったでしょう、と感じるのです。

ただ、こう元に戻るのも、大きなブロックがあるからなのだと私は思っていて、無理もない話ではあるのです。だから真っ当な助言をしても入っていかないのですよね。

なので、私は、カウンセリングのみ、というのを辞めました。おそらくセラピーで掘り下げると、頭の中には、様々なエネルギーで溢れかえっているでしょう。耳栓も何個も何個もつけておられるだろうと推察しています。

実際にエネルギーで感じてみると、重いですし頭が痛く感じます。軽くないと人生も停滞した状態になってしまいます。

セラピーでは、この「頑固さ」も取り除けるのです。