私は普段から、会話していて、気をつけてみているところがあります。
うちのヒーリングルームでは、自分を変えたい方たちばかりですので、こういった方にはお目にかかることはまずないですが、
個人的なお付き合いの中でよく感じてきたことでした。
その人と話をしていて、本当にこの人の考えは綺麗だなあと思うことがあります。
「人を妬まないようにしようと心がけています」とか、
「誇りを持って生きていこうと思います」とか、
どれも立派ですね。
ただ私が長年見てきて、美しい宣言をする人というのは、浄化をしていない人に限って、こんな発言を多くなさる。
こういう方ほど、ブロックがあるのですよね。
私も、プライベートな面なのであえてご本人には言いませんが。
こういう人がある程度歳をとると、必ず大きな失敗をしたり、病気をしたりします。
無理が来るのですね。
偽りの自分で生き続けると、必ずボロが出てきます。
なぜかというと、自分をコントロールしているでしょう。
いい人間を演じようとしている。
まだ悪い部分も認めながらその後にそう生きるならまだわかるのだけど、
自分をいい人間にしようしようとしている。
のびきったゴムが後でパンと弾ける時が来るだろうと思うのです。
例えば、今2つの会話を並べてみましたけど。
この例えで話を進めてみると、
ある意味、この「妬み」があるにもかかわらず抑えている。
自分は、その妬みがない、と思われているのかもしれないけど、
妬みがない人というのはは、そもそも妬みという単語の意味を深く知らない。
興味がない。
それをコントロールしながら生きているということだし、
そもそも、私が見ていると、こういう人はやはりいつか行き詰まると見ている。
誇りを持って生きるって、これも一見いい宣言に聞こえるけど、
言い換えれば、自分のいい部分を重視して、欠点にはあまり触れず、
自分を過大評価して生きることになるでしょう。
今2つ例を挙げたけれど、ま、これが本当にできているならば、
素晴らしいことだけど。
あまりに綺麗すぎて、人間味がないところがある。
本当はね、その自分の醜い部分を認めて、そこを浄化するといい。
その自分の穢れた部分があるというのを認めるのです。
実は、この自分の弱い部分を認める人の方が、どんどんと成長をしていきます。
言い換えれば、こういった方が素直な方、と言えるのかもしれない。
私自身、ある程度年がいっているので、これがなかなかプライドが邪魔をして難しいところもあるのですけど、
でも、本当に年齢関係なく、ぽんぽんと自分の弱いところを伝えてくださるクライアントさんは
こちらも浄化がしやすく、綺麗になるペースも早いのです。
一方で、先に挙げた2つの綺麗な宣言をする人ほど、
セラピーで掘り下げていけば、仮面が出てきたり、縄で自分をぐるぐるに縛っていたりするものです。
これでは、自分を出せていることにはなりません。
自分を浄化した状態で生きている人というのは、光になり、
多くの人から好かれるようになります。
本当に美しく生きておられるのに、近寄りがたい人っていると思うのですけど、
あれは、オーラ上でも自分を隠しておられる方、
そして、オーラ上で仮面など被って自分を偽っておられる方、など、
オーラも本来の自分が隠されていると思います。
本来、オーラを本来の綺麗な状態に戻せば戻すほど、
人にも恵まれ、いい人生になります。