私は、短大の保育科を卒業しています。
これは私が高校生の頃、自分で選択して決めた進路なのですが。
理由は、とにかく何かの資格を持っていた方がいいから、という理由で、本当に簡単に考えていました。
自分に合っているかどうか、というのは全く考えていませんでした。
努力すればなんでもできるだろう、くらいの気持ちでした。
そして、保育科に進学するのですが、何か自分が想像していたのと違います。
実習に行くのですが、時間が経つのが遅い。
そして厳しい。
あと困ったのが、ペースが全然、違うのです。
どんどんと思いついてはパパッとこなしていかないといけない。
どうしてもゆっくりペースの私には、ついていけなかったのもあります。
結構、体育会系でした。
そこについていけない自分が嫌になっていました。
自信をなくしました。
自分ってダメだなぁって。
卒業をしてから、保育の仕事や保育関係に就くのですが、何かパッとせず。
やっぱり勤務時間もあっという間に経たないですしね。
時計を見てはため息ばかり😅
向かなかったのでしょう。
そして、思い切って、別の全く違う職種に就いたのですが、そこで苦労したのはありますが、でも、保育の仕事と違って、あっという間に時間が経っていました。
それで、それ以来、私はもう保育の仕事には戻らない、と宣言しています。
何か仕事をしないといけないならば、別の仕事にするでしょう。
これも大人になって自分のことを知ったのですが、私には向かない仕事だということ。
これも経験してようやく分かりました。大人になって気づいたのです。
そして、保育は向かない、と受け入れて、手放しました。
何を言いたいかというと、やっぱり選択に間違っていることってあるということです。
好きだから向いているとか、そうとは限りませんね。
特に、自分がどう言ったタイプか知らないと、職業の選択で間違っている可能性がある。
若いうちに自分の天職を見つけ決断するって、特に難しいことではないかと思うのです。
私が良かったのは、素早く、見限ったことだと思っています。
「せっかく免許を持っているのだからもったいない」とか、「親がいかせてくれた学校だから続けないと申し訳ない」としがみ付いていたら、きっとまだまだ今でも苦しんでいるはずです。
そして、それが天職だったのならば、どんなに大変な仕事だったとしても手放していないはずです。
きっと選択を間違えたのでしょう。
特に自分のことをまだ理解していない若いうちは、こういう間違いってあると思うのです。
この前、外食に出かけた時、たまたま短大の同級生と席が隣になりました。
話がはずんだので、また別の日に、改めて、その同級生と、もう一人同級生を誘ってきてくれて。
そして、久々話をしました。
すると、びっくりしたことに、保育の仕事についている人、クラス内で本当に少なかったということ。
ほとんど「合わない」と言ってやめているそうです。
みんな進路を別のものに変えていました。
3人で食事をしましたが、一人は保育士の仕事まだしていましたが、もう一人は、合わないと別の仕事をしていました。
専門職の勉強をしているからって、その職業に就かなくても、いいですもんね。
結構、他の職種を選んだら、それがビンゴだった、ということよくあります。
あなたが仕事につきたくない、と思われているのは、もしかしたら、前のお仕事が向いておられなかったからかもしれません。
気づかないところでトラウマになっておられることもあるでしょう。
決して働けれない自分を責めないでくださいね。
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